染毛剤(毛染め)(2)毛を染めてみませんか
 毛染めは、白髪の多い人かお年寄りがするものと思われていたのは、遠い昔のことです。今では若い人たちの間でも、自分の好みや顔型、個性などに合わせて、より美しく、魅力的に見せるために、大いに利用されています。毛染めをしたあとの手入れさえきちんとすれば、気分によって髪の色を変え、おしゃれ心を出してみるのも楽しいことでしょう。

毛染めのいろいろ
 毛染めは、永久染めと一時染めに分けられます。
 永久染めは一度染めると、色が落ちたり、薄くなったりすることはありません。ただし、髪が伸びてきますと、染めたところとそうでないところが目立ってきますから、ときどき染め直さなくてはなりません。
 一時染めは、文字どおり一時的なもので、洗えば落とすことができます。製品にはカラーシャンプー、カラーリンス、カラースティックなどがあります。手軽に使えるおしゃれ染めで、便利ですが、顔を洗うときや雨の日に外出するときは気を付けましょう。
 他にヘアブリーチといって、髪を漂白するものがあります。これを使って髪を脱色してから毛染めをすれば、明るい色でもきれいに染めることができます。

毛染めをするときの注意
パッチテストをしましょう
毛染めでかぶれることがあります。新しい毛染めを使うときは、必ず皮膚のやわらかい所に付けて、かぶれないことを確かめます。
頭に傷や湿疹のあるときはやめましょう。
ゴム手袋をつけて行いましょう。
パーマをかけるときは、一週間以上間をあけましょう。
なお、方法によって注意する事項も多少違いますので、くわしくは薬局・薬店にご相談下さい。

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