【処方箋には期限があることをご存じですか?】
処方箋には使用期限があります。
発効日を含めて4日間です。土日も期限に含まれます。(長期の旅行等特殊の事情があり、医師が処方せんに別途使用期間を記載した場合以外)
厚生労働省は、処方箋は、医師が処方日現在の患者の症状を考慮して必要な分の薬について記載して交付するものであり、交付の日から日数が経過した場合には、診察した当時からみて、患者の症状が変わり、処方薬がその時点では安全かつ有効なものとはいえなくなるおそれがあるため、適正な日数として4日以内と定めています。
薬の受け取りは当日でなくともよいということになりますが、処方箋を受け取ったらなるべく早く薬局で薬を受け取るようにしましょう。
どうしても本人が薬局で薬を受け取れない場合は、家族やそれに準じる方が代理として薬を受け取ることができます。
その際は、薬局の窓口で「代理です」と伝えてください。
なお、薬は飲み薬だけで約6,500種類ぐらいあるので、薬局によっては処方箋に記載されている薬を置いていない場合もあります。
その場合は、薬局の薬剤師と相談して、取り寄せてもらったり、郵送してもらったり、他の薬局を紹介してもらうことができます。